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無痛分娩の留意点についての補足事項 平成28年1月28日~

当院における無痛分娩は、現在の主流である硬膜外麻酔による部分麻酔を用いていますが、帝王切開術における1-2時間程度の麻酔と違って、長時間の麻酔が必要なため、麻酔薬の使用量に上限を設けています。従って、結果的には麻酔の効き方にとても個人差が生じてしまい、片側の効きが悪かった、痛みの程度が予想していたより、ひどかったなどのご意見が出ることがあります。しかしながら、効かないからといって、安易に麻酔薬を増やすと麻酔薬の中毒症状(耳鳴り、舌のしびれ、ひどい場合は意識障害、呼吸困難、意思疎通困難など)が起きてしまいます。この場合、無痛分娩を中止することがあります。完全に痛みをとる=『無痛』になるわけではありません。うまくいきめないと分娩が進行しなくなる場合がありますので、痛みを和らげる程度=『減痛』と理解してください。

分娩初期の経腟分娩が可能か判断できない時期には、まだ麻酔は始めません。分娩が進行し(おおよそ子宮口が5-6cmに開大する時期)、経腟分娩が可能と判断できたときに麻酔を始めます。それまでは陣痛に慣れてください。

なお、できるだけ24時間、無痛分娩に対応できるようにしていますが、夜間帯、日曜祝日、院長が留守、分娩待ちの方が多くて、分娩室が準備できないときなどはやむを得ずお断りをする場合がありますので、ご了承ください。

また、どうしても無痛分娩をしたいという方には子宮頸管が成熟した、子宮出口が柔らかくなった、開いてきた、児頭が下降してきたなどの段階で、陣痛促進による計画分娩を勧めています。ただし、計画分娩の場合は入院の当日に産まれず、翌日または翌々日に陣痛が発来することが多く、分娩に至るまでの体力的、精神的な負担が増すことがあり、一長一短ではあります。

なお、全国的には外科手術の際の硬膜外麻酔において、足のしびれが残ってしまったなどの事故が多数報告されています。

以上、ご不明な点がありましたら、遠慮なく、医師、スタッフまで、ご相談して下さい。

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