長期間飲み続けることによる妊娠への影響は?
長期間飲み続けていてもピルの成分は蓄積しないので、子どもが欲しいと思った時は服用を止めれば、約90%の方は3ヶ月以内に、早ければ翌月から排卵が再開します。
ほかの薬を併用できる?
通常の胃薬、風邪薬、頭痛薬、漢方薬などは、併用してもまったく問題ありません。但し、抗てんかん薬、抗結核薬、エイズ治療薬などは注意する必要があります。
生理を移動することは可能?
旅行、仕事、試合、受験など、月経を移動したい時もあると思います。その際は中用量ピルを組み合わせて、コントロールすることができます。
【予備知識】アフターピルとは?
アフターピルは日本では2011年に認可された緊急避妊薬です。性交後、72時間以内に服用することが必須で、早ければ早いほど効果が高いといわれています。副作用としては、月経のような少量の出血、頭痛、倦怠感、眠気、吐き気ですが、実際にほとんど問題ありません。但し、あくまでも緊急時のみです。低用量ピルの避妊効果には遠く及びませんので、長期にわたって、妊娠を希望しない方は低用量ピルをご検討ください。
※いずれも、疑問や不安点がある場合は、担当医師にご相談ください。